令和３年4月1日より、店頭の値札や棚札、チラシ、カタログ、広告などにおける価格表記の、税込価格の表示「総額表示」が義務化されます。
これにより、「1,000円＋税」という価格表記が禁止となり、「1,100円」という税込での表示が義務付けられます。
「10,000円(税込11,000円)」とする表示も、消費税額を含んだ価格が明瞭に表示されていれば、「総額表示」に該当します。
対象となる価格表示は、商品本体による表示(商品に添付又は貼付される値札等)、店頭における表示、チラシ広告、新聞・テレビによる広告など、消費者に対して行われる価格表示であれば、それがどのような表示媒体により行われるものであるかを問わず、「総額表示」が義務付けられます。

2013年10月1日～2021年3月31日の間は特例（消費税転嫁対策特別措置法）として、税別価格であることがわかる表記になっていれば、税込価格の表示は必須ではないとしていましたので、今一度税込表示について使用状況をチェックしてください。

税込価格10,780円（税率10%）の商品の総額表示例

• 10,780円
• 10,780円（税込）
• 10,780円（うち税980円）
• 10,780円（税別価格9,800円）
• 10,780円（税別価格9,800円、税980円）
• 9,800円（税込10,780円）